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引越で世田谷に移ってからときどき休日に近隣をサイクリングしているのだが、世田谷区は住宅街レストランのメッカということもあって食事には事欠かない。特にフレンチに関しては世田谷区桜の老舗しらとり、成城のアシェット、池尻のイブローニュなど名店も多い。
中でも、奥沢はご存知のとおり稀に見る東京フレンチ激戦区で、ラ・ビュット・ボワゼをはじめ、ラ・クープ、ラ・フィーユ、サクレクール、ル・ブイヨン、ラ・ルミエールなど徒歩圏内にクオリティの高いフレンチが目白押し。 住宅街フレンチの存在意義は、地元民が週末に通える気軽さと、ちょっとしたハレの気分に応える非日常性の共存にあるといえるが、どれも洗練度で都心の店に引けを取らないのはもちろん、たいてい2~3千円台で充実したコースがいただけるのでコストパフォーマンスも抜群だ。そして飽きずに頻繁に通ってもらうために、料理も重くなりすぎず、野菜に力を入れるなど健康志向が強いのも好ましい。 また競合の激しい中、地元のリピーターを獲得するため一人ひとりへのきめ細かいサービスが重要となるが、どこもオーナー夫婦などの熟練したマダム・ソムリエが少人数で切り盛りしており、予約客に個人名のグリーティングカードを用意したり個人名で接客するなど、むしろ都心の大型店よりサービスのレベルが高かったりもする。 それから、この手のお店のワインリストやハウスワインでは価格帯的に南仏系、特にラングドック・ルーションのものが多いのも特徴。ふだんは積極的にワインリストから選ぶ地方ではないが、流行の新進生産者も多く、野菜やヘルシーな料理にもあわせやすいことに気づかされる。 日常使いする本当のフレンチ好きには、こうした住宅街フレンチはなくてはならない存在ですね。
by keidd
| 2007-04-29 12:02
| 東京飲食
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