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先日は日頃お世話になっている人との少し早めの誕生日祝いということで、青山のピエール・ガニエール・ア東京にて久しぶりのご褒美ランチ。
昼に来るのは初めてだが、毎回この店のフレンチの志の高さには感動を覚えてしまう。以前にも書いたことがあるが、一皿一皿に明確な料理人の美学とメッセージがあって、ただ美味しいだけでなく、感受性に訴えかけるコミュニケーションを投げかけてくる感じ。 ランチのコースでもアミューズ・デゼールを含め軽く10皿を超える組み立てだったが、この日一番衝撃を受けた一皿が、生牡蠣をコンテ・玉葱のジュレ・赤ビーツ・メルバトーストなどと合わせていただくこの前菜。食べる直前に生牡蠣の身を白いスプーンから皿に乗せて美しいデコレーションが完成するのだが、濃厚な身の旨味を複雑な味わいが包み込んで、初めて体験する鮮烈な味覚と食感を与えてくれる。こんな生牡蠣、今まで食べたことありません。 また、独創的なアイデアや演出だけではなく、トータルとしての食後感もとても好ましい。フランス料理を食べるとたいてい、過剰な栄養を摂取した感覚になるのだが、ここでは分量も絶妙で、食材や調理法に徹底して無駄や雑味を削ぎ落としたアプローチだからだろうか、むしろ一皿食べるごとに体がキレイになっていく感じがするのだ。 ちなみに下の写真は、こちらも印象的だったメロンを使ったデゼールの一皿で、ご覧のように美しく、口にすると溶けるような心地よい食感。
by keidd
| 2007-09-12 07:00
| 東京飲食
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