カテゴリ
以前の記事
2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 その他のジャンル
最新の記事
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
都内でもっとも巨大な、緑豊かな観光地として外国人観光客などには親しまれていながら、意外に東京人には知られていないのが、皇居の自然ではないだろうか。ということで、この東京日記で皇居を一度取り上げてみたかったんです。
かつてフランスの思想家ロラン・バルトが皇居を、意味性を欠いた「東京の空虚な中心」と表現したのは有名な話だが、現代の都心の超一等地のど真ん中に、一切の都市機能を欠いた、これだけの緑の空間が存在していること自体が奇跡的ですらある。 特に、皇居の3分の1近くを占める東御苑は一般市民に開放されていて、大手門と北桔橋門から入場できるのだが、ここから見る丸の内は、東京都心部のもっとも美しい風景の一つだと思う。 天皇制への興味や態度はともかく、東京の美しさを象徴する一つの場所として、また江戸の歴史や地理を知る上でも皇居は外せない場所であろう。 ![]() (Googleだと、皇居も上空からズームで全容が丸裸になってしまうのだが・・・) http://maps.google.com/maps?z=16&ll=35.684908,139.754076&t=h 連休の秋晴れの中、久しぶりに皇居を一周しようと東京駅方面からアプローチする。再開発が進んで洗練された雰囲気の丸の内エリアでの、週末デートのついでに立ち寄るのもお薦めだ。ご覧のように、和田倉門からのいちょう並木がすでに紅葉し始めていて美しい。休日は内堀通りが祝田橋からサイクリング用の歩行者天国になっていてのどかな雰囲気。このあたりは外国人観光客が必ず立ち寄る場所だろう。 和田倉門あたりのお堀には、鴨などの他、白鳥も泳いでいたりする。 ところで、ご存知の方も多いと思うが、江戸時代には江戸城のエリアは現在の外堀通りまであって、新橋、数寄屋橋、鍛冶橋、呉服橋、一ツ橋などは全てお堀にかかる橋だったそうだ。東御苑の売店では、江戸時代の江戸城の領地と各藩の所在に、現在の主要なスポットを重ね合わせた「江戸城の昔と今」という地図が買えるのだが、これが素晴らしくて、細川守(熊本)屋敷は国会図書館のあたり、「功名が辻」の山内家の土佐藩屋敷は現在の東京国際フォーラムのあたりにあったなどということが一目で分かる。 さて、内堀通りと永代通りの交差する、大手門からいよいよ皇居の東御苑に入場(月・金は閉園)。ここは無料で入ることができ、一応入場時に札をもらって、出るときに渡すことになっているが、セキュリティチェックも全くなくて拍子抜けするぐらい。皇居なのでもう少し厳重な警備が行われているのかと思いきや、日本はまだ、テロ対策などでも切迫感がないことを実感してしまう。 ちなみに東御苑の売店では、皇室グッズや江戸関係の資料を記念に購入できるが、たとえばこんな菊の御紋入りの商品を売っていたりもする。いったい菊花紋章って、こんなにばらまいてしまっていいのだろうか?菊の御紋の商標権はどうなっているのだろうと調べてみたのだが、国旗も含め、これらは「国家的標章」として商標権を申請できず、「誰にも独占させないかたちで消極的に国家等の安全使用を保護している」ことなっているらしい。ナルホド。 皇居内ではこんな城壁の石の修復が行われていたりする。昔の遺跡が発見されたので、石を一つ一つ取り外して組み立て直しているようだ。皇居は、必ずしも昔からの状態が保存されているだけでなく、お堀の水を浄化する設備を導入したり、新たな植樹をされたりと、環境維持にも相当の投資が行われていることを改めて納得する。さて、実はこの東御苑には、江戸城の本丸があってその場所にまで入ることができる。 写真のように、本丸跡地は現在、一面の美しい芝生になっている。ここの芝生、本当に見事に手入れされており、チリ一つ落ちていない(まあ、この場所でゴミなど捨てたら不敬罪になりそう・・・)。あまり一般客にも知られていないせいか、人も少なくて、晴れた日には都心でのピクニックには最高の穴場となっているのだ。ちなみに、特に目印もないのだが、この芝生のやや左部分あたりに江戸城本丸の「松の廊下」があって、浅野内匠頭が吉良上野介に刀傷を負わせた現場だったそうだ。知られざる皇居の名所。 ![]() ![]()
by keidd
| 2006-11-05 18:00
| 東京自然
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ファン申請 |
||