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まだ今年は終わってませんでした。
昨日は浅草の鴨(野鳥)料理の名店「鷹匠 壽」にて、今年の最後を締めくくるジビエワイン企画だった。このブログをお読みの方はたぶんご存知かと思うが、日本のジビエの最高峰として名高いこのお店、一見お断りのため、行きつけの友達に頼んで紹介してもらったのだが、予約がなかなかとれなくて、ようやく年末最後の日に開催となったわけです。 この日は7人で、鴨に合わせてブルゴーニュのフルボディのワインとシャンパンを持ち寄ったのだが、今日ばかりは待ちこがれていた特別な期待感と、ある種の禁断の贅沢に対する罪深さの入り交じった不思議な気持ちで会合をスタート。 ここでいただけるのは野鳥料理のフルコースで、すずめ焼きや砂肝、骨ごといただくたかぶ(小鴨)、そして鴨の切り身を石の上で1枚ずつ焼いていく名物の青首鴨のお狩場焼など、いずれも鳥料理の常識を覆す野鳥のもつ圧倒的な旨味に、途中からみんな理性を喪失気味。 これはもう、焼き鳥とかとは完全に別物で、日本の肉食文化の一つの極みではないかと感じさせられる凄みがある。 これをルロワなどと合わせていただくと、あまりの贅沢なマリアージュ体験に幸福感もひとしお。最後の鴨雑炊をいただくころにはやや神妙な気持ちになってしまったぐらいだ。 今日集まったのは食に対して相当のこだわりがあるメンバーだったのだが、さすがにこの店は行く人を選ぶハードルの高さがある。もちろん相応の値段であることもあるが、店格というか、紹介制でつながっている大人の世界のルールを尊重しなければならない責任を感じるお店。若者を連れて行ったり、お忍びデートで使ったりするのが憚られる(皇太子は雅子さまとのデートに使われたらしいが・・・)特殊な雰囲気がある。いやあ東京ってまだまだ奥深いですね。 女性陣も興奮に我を忘れてジビエを満喫したメンバーは、あっという間に過ぎ去った魅惑の食体験を記憶にとどめながら、さながら共犯者意識を抱きつつ店を後にする。年末最後の名残惜しさか、なかなか帰りがたくてもう一件ハシゴして飲んでしまう。今年も最後まで、素敵な体験をありがとうございました。みなさんよいお年を・・・
by keidd
| 2006-12-30 17:06
| 東京飲食
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