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かつての東京は運河都市であった。徳川幕府が江戸城建設のための大量輸送手段を確保するために運河建設と埋立地の開発を進め、その後世界一に増えた都市人口の消費を賄うために海運業が隆盛を極めたことで、東京湾から江戸城周りに張り巡らされた図のような水路によって、(大げさではなく)ヴェニスやアムステルダムのような水の都としての風景を誇っていたそうだ。
たとえば、有名な広重や北斎の絵画で描かれる江戸名所には必ずといっていいほど河川や運河が登場するように、当時の江戸の水面面積は実に、土地の18%にも及んだという。ところが、戦後の高度経済成長期のモータリゼーションの進展にともない、これらの運河の多くは埋められて高速道路などにとって変わってしまい(特に東京オリンピック時)、現在ではほとんど面影を留めていない。 近年、東京都ではかつての水の都・東京の価値を見直しその復活を目指す「運河ルネッサンス」の取組みを推進しており、湾岸エリア開発の規制緩和を行うとともに、芝浦、品川・天王洲、朝潮(晴海)、勝島エリアなどを運河ルネッサンス推進地区に指定、民間企業とも連携しながら遊歩道の整備やレストランの誘致などを進め、観光資源としての価値を高めようとしている。 さまざまな組織や自治体が、運河計画と連携した湾岸開発を進めているが、その筆頭といえるのがやはり三井不動産だろう。芝浦アイランドや豊洲のららぽーとをはじめ湾岸の大規模開発を展開し、また運河都市東京のランドマークの意味合いも持つ、お膝元の日本橋の高速道路地下化などの計画も提唱していることはご存知の通り。個人的には、こうした湾岸エリアの再開発地区はまだ人工的な匂いが強く落ち着かないが、100年後にはもっと違った東京のランドスケープを形成しているかもしれない。 最近、天王洲の遊歩道や芝浦近辺のレストラン開発など、デートに使えそうな湾岸スポットが再び増えているのもこうした取組みの影響で、今後さらに湾岸の居住人口の増加にともない、商業エリアも拡大していくと思われる。かつてバブル期に「ウォーターフロント」と呼ばれ、このエリアにディスコやナイトスポットが盛んだった時代があったのも懐かしいが、ほとんどがテンポラリーな集客施設で撤退してしまった。しかし、現在の再開発はより持続的・発展的なものだ。都心のすぐ近くの非日常的な空間は今でも勝負スポットに事欠かないし?もっと大人の落ち着いた雰囲気で潮風や海辺の夜景を楽しめるのは魅力的だ。例えばT.Y.ハーバーやWaterline、ナビリオ、エノトリアディアーナなどの運河沿いのテラス・レストランに、湾岸散歩やクルーズを組み合わせてこのエリアでプランを考えるのも面白い。 さて下の写真は先日、隅田川の湾岸クルーズをしたときのもの。江戸時代からの橋が、デザインの洗練性や情緒にはやや欠けるものの、それぞれ特色ある形と色をつけて現在に甦っているのを巡るのもなかなか楽しく(特にライトアップ時)、ディナーで浅草や両国で老舗のお店にでも行くときなどには、江戸情緒を盛り上げるのに効果的ではないだろうか。 ![]()
by keidd
| 2007-05-12 21:51
| 東京街並
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