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最近仕事でなぜか、日本のお魚事情をいろいろ調べるきっかけがあったのだが、身近なようでほとんど未知のこの(水産)業界、いろいろ目から鱗が落ちることがあって面白い。
魚食文化は日本の食文化のもっともユニークな魅力なのだが、じっさい東京に住んでいると、世界で一番多くの圧倒的な種類の、最高の水産物を食べられるという事実を意外に忘れてしまいがち。日本人の季節感覚なども、明らかに魚の「旬」を感じる食文化によって育まれてきたわけだし。 たとえば先日発表された水産白書では、日本人の魚の消費量は近年長期低落傾向をたどっており、タンパク質摂取源としてはほとんど肉類に抜かれる状況らしい。このあたりは、最近の健康志向や和食ブーム、BSEなどによる肉食離れなどを想起すると意外に感じるのだが、外食化・ファーストフード化が進みつつある中で肉食比率が高まっていること、簡便食ニーズが増える中、魚は割高感があって調理の手間のかかること(魚をさばけないのはもちろん、魚焼きグリルを使いたくない人も増えている)、若い層、特に子供の魚嫌いが多くなっていることなどが原因のようだ。まあ、確かに本当においしい魚体験を得るには、それなりの場所でそれなりのお金を出さないといけない時代ではあるのだが。 でも、魚の消費量と平均寿命には驚くほど明確な相関(相関係数0.54!)があるし、高血圧・心臓疾患の予防効果や抗酸化作用、肝機能改善や脳神経組織の形成促進(アタマがよくなる♪)など、そのあたりの健康食品やサプリメントよりはるかに有効なことは意外に知られていないようだ。白書では、毎日お魚を食べる人は週1回の人に比べて心筋梗塞が6割も減るという実証研究も紹介されている。私も最近、夏に向けてお魚ダイエット(たんぱく質を魚で摂る)に挑戦中なのだが・・・ ![]() また日本の水産業では、一般消費者とのコミュニケーションギャップによる誤解も大きな問題。 例えば、「養殖もの」っていまだにネガティブなイメージが多いが、かつての養殖と今日の最新技術による養殖は品質面でも大きな進化を遂げていて、実際サーモンやエビ、ブリ、ホタテガイなど、旬の天然もの以外ではむしろより安定したおいしさと価格、そしてトレーサビリティによる安心品質を実現していたりする。水産資源の枯渇が世界的な環境問題となっている中、「魚は天然モノでないと」などといっている人は時代遅れになるかもしれないのだ。(つづく)
by keidd
| 2007-05-28 20:51
| 東京生活
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